DNAのワトソン先生、大いに語る

まだ未読なんですが、読んでみれば幾つか参考にして自分を振り返れるところがありそう、ってことで紹介。大学院生から研究者まで広い範囲が対象になるかと。
別の本を読み始めたので積読状態…早く読みたい。

内容紹介
DNA研究でノーベル賞を受賞したワトソン博士(1928年~)が赤裸々に語る自叙伝的エッセイ集です。1976年にワトソン博士がハーバード大学との兼職をやめるまでの研究人生の時期ごとに分けた各章で、よりよい研究のための教訓や流儀を吐露しています。各章の最後には、6~7点の教訓がまとめられ、特徴的な自叙伝となっています。内容は、DNAやバイオロジーの専門的な詳しい解説部分よりは、研究者のあり方や研究の進め方について、彼の考え、信条を率直に語っています。1962年のノーベル賞受賞に関わるエピソード、受賞後に書いた『二重らせん』の裏話など、エピソードが多数盛り込まれています。<忘れられない教訓 抜粋>
第1章
1 自分より大きなやつや犬とはけんかするな
2 ボールにはできるだけスピンをかけろ ほか
第2章
1 大学とは、どのように考えるかを学ぶところである
2 「なぜ」(考え方)を理解するほうが、「何」(事実)を覚えるよりも大切だ ほか
第3章
1 博士論文のための研究では若い指導者に付け
2 若いやり手には傲慢だという評判が立てられがちだ ほか
第4章
1 できるだけ早くファーストネームで呼び合うようにしろ
2 ありふれた考えは、賢明な精神をも支配している ほか
第5章
1 それによって自分は特別な人間だとの思いが持てるような、大きな目標を抱け
2 面白そうな題が付いているセミナーでは、最前列に座れ ほか
第6章
1 明らかに時代に先んじているテーマを選べ
2 目に見える成果が数年以内に出せると感じる場合にのみ、その問題に取り組め ほか
第7章
1 自分の研究の内容を講義に盛り込め
2 学生たちが持っている、データを超える力に挑め ほか
第8章
1 教えることが、難しい問いに取り組むことになる場合もある
2 講義は生真面目であってはならない ほか
第9章
1 根本的な真実は誇張しても損なわれない
2 軍が関心を抱いているのは、科学者が何を知っているかであって、科学者がどう考えているかではない ほか
第10章
1 燕尾服は貸衣装にせず、自前で準備せよ
2 あなたの名声を頼って持ち込まれた請願には署名するな ほか
第11章
1 成功は褒賞によって正当に評価されるべきだ
2 怒りは仲介者を通して吐き出せ ほか
第12章
1 誰よりも先におもしろい話を語る人間になれ
2 賢明な編集者は、高額の前金よりも重要だ ほか
第13章
1 熱中するものが二つあるとしたら、一つ多すぎる
2 ゴルフには手を出すな ほか
第14章
1 あなたが学者としての経歴のなかで頂点に到達する前に、指導者の立場に就くという困難な仕事を引き受けよ
2 寛容な独裁者たれ ほか
第15章
1 人々を

DNAのワトソン先生、大いに語る

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