INSIDE STEVE'S BRAIN スティーブ・ジョブスの流儀を読んだ
一度、ジョブスの本を読んでみたかったので購入。
実際には、他の本を読んだり仕事したりでゴリゴリ頭を使うのに疲れた時にちょいちょい読みすすめた。
序章
第1章 フォーカス――「ノー」が救ったアップル
第2章 独裁――アップルのワンマン・フォーカスグループ
第3章 完全主義――プロダクトデザイン、卓越性の追求
第4章 エリート主義――Aプレーヤー以外の能なしは去れ
第5章 情熱――宇宙をへこませる
第6章 発明欲――イノベーションはどこからもたらされるのか
第7章 ケーススタディ――iPod誕生の経緯
第8章 トータルコントロール――一から十まで
気楽に楽しめる本、というのが最初の感想。
付箋を残した部分をあげると
カネはいくら使ってもいいとしたら、何がしたい?
(製品チームとのミーティングで)
得意であるはずのことに集中すべし
ユーザー体験を重視すること
これはMacを箱から出したり、何もしらなくてもすぐに扱えるソフトウェア・サービスという形で具現化(製品化?)されている。
情熱がたっぷりなければ生き残ることはできない
それがないと人はあきらめてします
だから情熱を傾けられるアイデアや問題を持っていなければならい
そういった問題を持つということがすごく大事なんだ。
ジョブスにとってはイノベーションとは創造性である
この後、MacBookのMagSafe*1が日本のポットからアイデアを拝借した話がある。
ここらへんを読むとオズホーンのアイデアリストを思い出す。
あとデザインについての話も少しあって
ポラロイドのランド博士は「ポラロイドは芸術と科学の接点にいる会社でありたい」と言ったが
のあたりが印象的だった。
他のジョブス本を読んだことがないのでアレだけど、中途半端に"仕事術(?)"のような方向に走ってるのが自分にはちょっと残念だった。もっとジョブスという人物を知りたい場合には他をあたるのが良いのだろう。
これはジョブスが引きいるアップルの流儀を、ジョブスを軸に見せてくれる、そんな本だった。
もっともっと僕らに素敵な体験をさせてくれ、スティーブ:-)
- 作者: リーアンダーケイニー,三木俊哉
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: 単行本
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*1:電源アダプタと本体をつなぐマグネット