国立科学博物館の「 DNA の先へ」を見に行って来た

ミニコーナーなので、展示パネルが5つくらいだけど、そのわりには楽しめたよ。
ただこれはシーケンスを知ってる人なら、だろう。



RISA*1 とサンガー法の説明がメイン。初めて2回も同じ分野でノーベル賞を取ったのがサンガー卿です。
昔、ジャンプでノーベル賞受賞者(の科学者)を取り上げた漫画があったよね。黄金期ジャンプと科学だなんて、すげーw

次世代シーケンサー自重www

アメリカでは 23AndMe と Google Health でこういったものが出来てたりしないのかな。


最初に言ったように展示の少なさのわりには、僕は楽しめた。
ただ一般の人には、以下の点に工夫があるともっと良いと思った。
1. 人の動線
2. ゲノムが分かると何が嬉しいのか、の視点


1については逆順から入ってる人がわりといて、RISA を見ながら「シーケンサーって何ー?」とか「塩基配列って何ー?」って去って行く人が見てるだけでも結構いたぞ。
2は自分ではけっこう疑問を持ったんだけれども、RISA の寄贈に伴った技術紹介に終始していた印象を持った。
最初のパネルで人類にどんなメリットをもたらしてくれるのかをアピールしてもらいたいな。もしくはチューターを配置できないものかな。


国立科学博物館ということで人はほっておいても集まってくる場所において、こういった展示が今されたというのは良いことだ。
そして展示をスルーせず見ている人達がいたのが、僕には普通に嬉しかった。

*1:元ネタは LISA