私の脳科学講義

利根川進先生。
先人がどういう道を歩いたのかを知るのが好きで手にとってみた。
でもこの本、自伝と期待して読むとかなりうすっぺらい。

後半に対談が2つ収録されていて、そこからメモ的に抜粋。

  • ひじょうに楽観的な人がサイエンスに向いている
    • かんたんに滅入らない、あきらめない人
  • プライオリティ(優先事項)がしっかりしていることが重要
    • することはいっぱいあるが時間が限られているから、自分にとって何が本当に重要なのかをみきわめる
    • 何をしないか、も同じように重要

あと科学者として成功するのに必要な能力というのもこの対談で触れられている。

もうちょっと自伝として、体験やそのことについての思索とかが多いと好みなので、ちょっと残念。

私の脳科学講義 (岩波新書)

私の脳科学講義 (岩波新書)